石勝線夕張支線の終点・夕張駅へ行きました。
訪れたのは2016年9月。
JR線全線完乗を目指す旅の一環として、また、いずれ廃止になるという話が出ていたので、廃止になる前に乗っておこうと思い、石勝線夕張支線に乗車、夕張駅へ行きました。
2019年4月1日、夕張支線は廃止となり、夕張駅も廃止されました。
石勝線夕張支線とは
石勝線夕張支線は、石勝線(南千歳駅~新得駅)の支線で、新夕張駅と夕張駅を結ぶJR北海道の路線です。
駅数は6駅、距離は16.1km、全線単線。
使用車両はキハ40系気動車のワンマン列車です。
運転本数は1日5往復、そのほとんどは千歳線の千歳駅との直通運転でした。
石勝線夕張支線は、2019年3月31日で営業運転終了、翌日の4月1日に廃止となりました。
夕張駅のホームと駅舎
夕張駅は石勝線夕張支線の終点でした。
ホームは単式ホームの1面1線、無人駅です。
夕張駅の駅舎内は、待合室とトイレ、観光案内センターと喫茶店が入っています。
コインロッカーはありません。
駅舎内は、こじんまりとしています。要するに狭い。
観光案内センターは、係員のいる時間帯も少しありましたが、ほぼシャッターが閉まっていました。
夕張駅は2回移転しているとのこと。
この場所の夕張駅は3代目。初代・夕張駅は石炭の歴史村付近、2代目・夕張駅は夕張市役所のあたりだったそうです。
2019年4月1日、夕張支線廃止に伴い夕張駅も廃止となりました。
現在、夕張駅駅舎はどうなっているんでしょう?
観光案内センターは?
喫茶店があるので、そのまま残っているのでしょうか?
夕張駅周辺
夕張駅のすぐ前にゆうばり屋台村(バリー屋台)とホテルマウントレースイ、そしてマウントレースイスキー場があります。
ホテルには、レースイの湯という温泉大浴場が併設されています。
夕張駅から3kmほど離れた場所に夕張市石炭博物館があります。
石炭博物館は、石炭の歴史村というテーマパーク内にありますが、石炭の歴史村はゴーストタウン化しています。
写真を撮っておけばよかったと後悔しています。
石炭博物館へ行く途中に花畑牧場夕張直営ショップがあります。現在は閉店のようです。
夕張駅と石炭博物館の中間あたりにキネマ街道があります。
さいごに
JR線全線完乗を目指す旅の一環として、また、廃止前に乗っておきたかったので、石勝線夕張支線に乗車、終点の夕張駅へ行きました。
これにより、石勝線は支線も含め全線完乗しました。
石勝線夕張支線は、2019年4月1日に廃止(最終運行は3月31日)となり、夕張駅も廃止となりました。
廃止になる前に夕張支線に乗車でき、廃止になる前に夕張駅へ行くことができました。
現在は、新夕張駅前からバス(夕張バス)が出ています。
今後、夕張駅跡や石炭博物館へ行くときは、新夕張駅からバスで行くことになるでしょう。
(訪問:2016年9月)