東京のホテル柳橋の事件。
どういう事件かと言うと、「ホテル側が、宿泊客の預けた荷物を勝手に開けて捨てた」というもの。
「ゴミだと思った」預けた荷物、勝手に開封し捨てる ホテルに宿泊客激怒…両者の主張は?|Yahooニュース(J-CASTニュース)
客の荷物を勝手に開けることが信じられないし、しかも、勝手に捨てるのはもっと信じられない。
なぜ、こんなことになったのか? 自分なりに考えてみました。
ホテル柳橋事件とは
ホテル柳橋事件とは、「ホテル側が、宿泊客の預けた荷物を勝手に開けて捨てた」というもの。
捨てられたのは、エーブリエタースというキャラクターのガレージキット。
人から依頼されて製作したものだそうです。
作品を段ボールに入れて、カートに養生テープで括り付け、ホテルに預けて被害者の方は外出されました。
ところが、外出から帰ってきたところ、テープを剥がされ段ボールが無くなっていたそうです。
ホテルの人に聞くと「中身見たらゴミだと思って捨てた」と。
さらに、修復するのが大変なほどの破損もしていたらしいです。
荷物を捨てたのはホテル社長でした。
なぜ、客の荷物を勝手に開けて捨てたのか?
なぜ客の荷物を捨てたのか?
ホテル側は「ゴミだと思ったから」と言っています。
その前に、ホテル側は「客の荷物を勝手に開ける」という行為をしています。
ではなぜ、客の荷物を勝手に開けたのか?
「ゴミかどうか確かめるため」じゃないか!?
被害者の方とホテル社長夫妻とのやり取りから、私はそのように思いました。
ホテル社長夫妻の発言から、気になったところを抜き出してみました。
社長「大事なものだったら大事なものだって、最初から言ってくれないと」
社長「大事なものだってことが一言ないってことが、元々の原因ですよ」
社長の妻「あの段ボール、ゴミだって言う人もいる」
社長の妻「中身見たんじゃない? 捨てるものとか捨てるものじゃないとか」
社長の妻「(テープを剥がすことは)私もやることありますから」
社長の妻「(荷物にくっついている場合でも、中身を確認することや捨てることも)あります 正直言って私ね」
社長の妻の「あの段ボール、ゴミだっていう人もいる」という発言から、「あの段ボールはゴミだろう」と思い込んでしまった。
それで「中身見たんじゃない? 捨てるものとか捨てるものじゃないとか」という発言もあるとおり、ゴミかどうか確認するために段ボールの中身を見た。
中身はガレージキットだった。
社長は「大事なものだと一言もない」からゴミだと思って捨てた。
社長の妻は、荷物にくっついていてもテープを剥がしたり、中身を見たり捨てることもあると言っている。
つまり、なぜ客の荷物を勝手に開けて捨てたのか? は、
- 一目荷物を見てゴミだと思った。
- ゴミだと思ったから荷物の中身を見たら、やっぱりゴミだと思った。
- さらに、大事なものだと一言も聞いてなかったから絶対にゴミだと思った。
というのが、私の見解です。
ホテル柳橋事件について思ったこと
宿泊客の荷物をゴミだと思う時点で、このホテル柳橋は宿泊施設として失格だと思います。
さらに宿泊客の荷物を捨てているので、宿泊施設として営業すべきでないと思います。
ホテル社長夫妻の考え方が、そもそもおかしい。
「大事なものだってことが一言ない」←だから捨てるの?
「テープを剥がすことは私もやることある」「中身を確認することや捨てることもある」←客からの預かりものですよ。
宿泊施設としてありえないですね。
ホテル柳橋という宿泊施設は、今回の件で初めて知りましたが、安心して泊まれないホテルだということが、よくわかりました。
ちなみにこんなホテルです。⇒ ホテル柳橋