嘉例川駅は鹿児島県にあるJR九州・肥薩線の駅です。
1903年(明治36年)開業で駅舎は鹿児島県内最古、国の登録有形文化財に登録されています。
ネットか何かで駅の写真を見て、ぜひ一度行って実際にこの目で見てみたい、また、嘉例川駅で売られている駅弁も食べてみたい、ということで、嘉例川駅へ駅の見学と駅弁を食べに行ってきました。
嘉例川駅の駅舎とホーム
嘉例川駅舎
嘉例川駅の駅舎は100年以上前に建てられてということで、さすが歴史を感じさせます。
現在は無人駅ですが、元は有人駅。駅務室があり、きっぷ売り場もありました。
駅務室内は、さまざまな資料が展示されています。
NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」の写真も展示されていました。
嘉例川駅ホーム
嘉例川駅はホーム1面の線路1線。ホームの向かい側には使われなくなったホームが残されています。
また、引き込み線も一部残されています。
嘉例川駅は無人駅ですが、特急「はやとの風」が停車します。
かなり時間を持て余したので、ホームの端から端まで歩いてみました。
嘉例川駅の駅弁「百年の旅物語かれい川」
嘉例川駅で土・日・祝日限定で駅弁「百年の旅物語かれい川」が販売されています。
この駅弁を食べるのも嘉例川駅を訪れた目的のひとつでした。
もうひとつの駅弁「花の待つ駅かれいがわ」と「がね」(さつま芋の天ぷら)という鹿児島の郷土料理も販売されていました。
「がね」は駅弁の中にも入っています。
駅近くの公園のベンチで「百年の旅物語かれい川」を食しましたが、素朴な味でおいしかったです。
↓駅弁を販売している「やまだ屋」さんのHP
嘉例川駅周辺
嘉例川駅前に公園、「かれい川小さな博物館」、「かれい川ふれあい館」があります。
「かれい川小さな博物館」は昔の農具が展示されている本当に小さな博物館、「かれい川ふれあい館」は日曜日だけ営業している物産館です。
「かれい川ふれあい館」は今回立ち寄りませんでした。
また、嘉例川駅から150mほど離れたところに、JR利用・駅舎見学者専用の駐車場があります。
車で駅舎の見学に来ることもできますね。
嘉例川駅までの経路と利用したきっぷ
今回の嘉例川駅までの経路は、鹿児島中央→隼人→嘉例川(隼人駅で乗り換え)。
鹿児島中央駅から出発しました。
利用したきっぷは、JR九州の「旅名人の九州満喫きっぷ」。
九州の全鉄道の快速・普通列車(自由席)が1日乗り放題×3回分というきっぷです。
帰りは、肥薩線・人吉駅まで足を延ばして、人吉駅から鹿児島中央駅まで戻りました。
人吉駅まで行くのに、嘉例川駅での列車の待ち時間が約2時間30分。
2時間30分かけて、駅弁を食べて嘉例川駅と駅周辺を見てまわりました。
正直、時間を持て余しました。
さいごに
嘉例川駅へ駅を見るためと駅弁を食べるために行った話でした。
行ったのは2014年12月。
まだ駅猫の「にゃん太郎」(2020年7月、天国へ)が現れる前でした。
駅弁の販売時間について、私が行ったときは午前10時30分頃から販売とされていましたが、「やまだ屋」さんのHPを見ると10時頃からと書かれています。
私は嘉例川駅10:55着の列車に乗車していましたが、弁当を買うことができました。
列車本数が少ないので、よほど遅い時間でない限り弁当を買えないということはないと思います。