タバコを吸わない人はホテルの喫煙室に宿泊すべきでないと思った話です。
私はタバコを吸わないのですが、旅先で、ホテルの禁煙室が満室だったので、仕方なく喫煙室に宿泊したことがありました。
それで、エライ目に遭いました。
どんなエライ目にあったのか、その時のことを詳しく書いていきます。
ホテルの部屋に入った瞬間にタバコ臭
ホテルの部屋の扉を開けて、一歩中に入った瞬間、タバコ臭がしました。
タバコの煙の臭いというよりも、長い年月をかけて部屋の隅々まで染み込んだタバコ臭。
ヤニの臭いというんですか?
壁からカーテンからベッドのシーツまでタバコ臭がしました。
空気清浄機をつけて、部屋に備え付けのファブリーズだったかリセッシュだったかを噴霧して大浴場へ行きました。
大浴場へ行ってる間に、ちょっとでもタバコ臭がマシになってるかと少し期待しましたが、ほとんど変わりませんでした。
むしろ、タバコ臭よりもリセッシュが空気清浄機に吸い取られていたんじゃないかと思うほど。
そのうち身体が慣れてくるかと思いましたが、慣れるどころか鼻にツンとくるだけでなく、目にしみるし口の中や喉まで痛くなりました。
布団をかぶっても、シーツもタバコ臭がしてなかなか寝付けず、息苦しかったです。
旅先のホテルで、こんなにタバコ臭に苦しめられたことはありませんでした。
ホテルの喫煙室に宿泊したのは禁煙室が満室だったから
ホテルの喫煙室に宿泊したのは、数年前のある日の北海道旅行でのこと。
当初は、寝台特急「北斗星」か「トワイライトエクスプレス」に乗る計画でした。
しかし、どちらのきっぷも取れませんでした。
しかも、トワイライトエクスプレス廃止の発表もあり、余計にきっぷが取れませんでした。
粘って粘って当日も空席確認しましたが満席でした。
「北斗星」も「トワイライトエクスプレス」も諦めて、定宿にしてるホテルチェーンのビジネスホテルに宿泊することにしました。
宿泊当日の予約のため、ホテルの禁煙室は満室。
仕方ないので、喫煙室を予約しました。
トワイライトエクスプレスではタバコの臭いが気にならなかった
寝台特急「トワイライトエクスプレス」の個室A寝台ロイヤルは喫煙可の部屋でした。
過去に3回、トワイライトエクスプレスのロイヤルを利用しましたが、タバコ臭は気になりませんでした。
なので、ホテルもさほどタバコ臭は気にならないだろうと思いました。
チェックイン時間も22時くらいで、ホテル滞在時間も短いので、まぁ大丈夫だろうと。
しかし、この考えは改めるべきです。
すべての喫煙室の部屋でタバコ臭が消えるとは限りません。
むしろ、喫煙室の部屋はタバコ臭が残ってるというより、染み込んでいると考えたほうがよいでしょう。
さいごに
タバコを吸わない人はホテルの喫煙室に宿泊すべきでないと思った話でした。
寝台特急トワイライトエクスプレスの個室A寝台で、喫煙可の部屋でもタバコ臭が気にならなかったので、ホテルでも大丈夫だろうと思ったのが甘い考えでした。
今回宿泊したホテルは、過去にも何度か宿泊したことがあります。
禁煙室では、当然ですがタバコ臭はまったくせず、快適そのものでした。
今後は、定宿にこだわらず、いつも利用するホテルチェーンの禁煙室が満室のときは、別のホテルの禁煙室を探して泊まろうと思いました。