和田岬線の終着駅「和田岬駅」へ行ってきた

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和田岬線の終着駅「和田岬駅」へ行きました。

神戸市内の駅ですが、ローカル線の駅という雰囲気でいっぱいです。

この記事では、和田岬駅はどんな駅か、駅には何があるのか、について書いています。

和田岬駅の駅舎はない

和田岬駅に駅舎はありません。

代わりにバス停の待合所のような場所と、横に飲み物の自販機があります。

かつては駅舎がありましたが、2009年に解体されました。

駅舎の跡地はコンビニ(ファミリーマート)になっています。

コンビニの壁に和田岬駅の歴史についての資料が掲示されています。

和田岬駅は駅舎がないので、改札もなければ券売機もありません。

トイレもありません。

和田岬駅は駅員がいない無人駅です。

コンビニはあるものの、この時点でローカル線の駅という雰囲気です。

和田岬駅のホーム

和田岬駅のホームは1面1線と呼ばれる形状になっています。

ホームがひとつに単線の線路。

改札がないので、ホーム中ほどに3ヶ所くらい、道路と自由に行き来できる出入口があります。

電化前、機関車がけん引する客車列車が運行されていた時期には、機回し線が設けられていたそうです。

機回し線とは、機関車を先頭から最後尾に付け替える際に、機関車が移動するための線路です。

線路横のスペースは、機回し線を撤去した跡だと思われます。

ホームに立っていると、ここは神戸市の駅か?と思うほど、ローカル線の駅感が満載です。

和田岬駅は終着駅なので車止めがあります。

今はここで線路が終わっていますが、昔はこの先にも線路がつながっていて、三菱重工神戸造船所の専用線となっていたようです。

また、和田岬駅の旧駅はもう少し先にあったそうです。

和田岬駅の列車運行は朝夕のみ

和田岬線の列車の運行は、朝夕の通勤時間帯のみ。

昼間の運行はありません。

休日に至っては、朝1往復、夕1往復の1日2往復。

これは、和田岬駅の利用者のほとんどが駅周辺の工場へ勤務する通勤客のためです。

JRの和田岬駅は朝夕のみの運行ですが、神戸市地下鉄の和田岬駅は昼間も運行されています。

さいごに

和田岬線の終着駅「和田岬駅」についてでした。

神戸市の駅とは思えないほどローカル線の駅という雰囲気が漂っています。

しかし、駅周辺は民家や企業等の建物がたくさんあるので、ローカルな雰囲気はありません。

(訪問:2015年5月)

和田岬駅へは兵庫駅から歩いて行きました。

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