途中下車するのに自動改札機を通れない新宿駅

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JRの長距離きっぷは途中下車することができます。

途中下車するとき自動改札にきっぷを通せば改札の外へ出ることができます。

もちろん、きっぷもちゃんと出てきます。

ところが、途中下車できるきっぷでも自動改札を通れない場合があります。

そのうちのひとつが新宿駅です。

新宿経由で指定したものの発券された乗車券は上野・東京経由

新宿駅で途中下車するつもりで、次のような乗車経路のきっぷを買いました。

大宮→赤羽(東北本線・埼京線)、赤羽→池袋(赤羽線)、池袋→新宿(山手線)、(新宿駅で途中下車)、新宿→品川(山手線)、品川→新大阪(東海道新幹線)

乗車券を購入する際も、新宿経由としました。

ところが、発券された乗車券の経路は、高崎線・東北・品川・新幹線・新大阪 となっています。(新宿経由ではなく、上野・東京経由)

これは、どういうことでしょうか?

東京付近の特定区間を通過する場合の特例

「東京付近の特定区間を通過する場合の特例」という規則があります。

東京付近の特定区間を通過する場合の特例:JR東日本

これは、特定区間を通過する場合、特定区間上の入口の駅から出口の駅までは、後戻りしたり再度同じ駅を通らない限り、普通運賃・料金は、実際に乗車する経路にかかわらず、特定区間内の最短経路の営業キロで計算するというもの。

この場合、片道101キロ以上の乗車券(大都市近郊区間のみ利用の場合を除く)ならば、途中下車もできます。

なので、乗車券上の経路は最短経路の上野・東京経由ですが、実際に乗車するのは新宿経由でも構わないし、新宿で途中下車してもよいことになっています。

自動改札機は特例に対応していない!?

以前、JR東日本管内の駅で改札の係員に途中下車したい旨を伝えると、自動改札機にきっぷを通せば出られるといわれました。

それ以降、途中下車するときは自動改札機にきっぷを通して出場しています。

新宿駅でも同様に自動改札機にきっぷを通しました。
しかし、扉が閉まって出られませんでした。

有人改札口に行き、係員に途中下車する旨を伝えると途中下車印を押してもらいました。

そして、再入場する際も有人改札を通るように言われました。

品川駅の新幹線改札口でも自動改札機を通れなかった

品川駅から新幹線に乗るために、きっぷを自動改札機に通しましたが扉が閉まり入場できませんでした。

乗車券の記録としては、大宮駅で入場した記録しかありません。

新宿駅では自動改札機に通さず有人改札で出場(途中下車)しました。

しかも、新宿駅で再入場したのは途中下車した翌日。

駅に入場してから日が変わった翌日に新幹線に乗ろうとしたので、引っかかってしまったのでしょう。

新幹線改札口の係員にいろいろ尋ねられましたが、状況を説明して改札内に入りました。

まとめ

今までの経験から、途中下車でも自動改札機を通ることができました。

しかし、規則上、途中下車が可能な場合でも乗車券に記載の経路から外れていれば、自動改札機は通れないことがわかりました。

たぶん、渋谷駅や池袋駅で途中下車しようとしても、新宿駅と同じように自動改札機にきっぷを入れても通ることができないでしょう。

今のところ、自動改札機は特例に対応していないようです。

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