昔々、子どもの頃、大阪から九州行きの寝台列車によく乗っていました。
最後に乗ったのは、昭和57年、24系25形寝台特急「明星」(昭和61年11月廃止)でした。
それから実に26年ぶりに寝台列車(ブルートレイン)に乗りました。
乗ったのは、24系寝台特急「日本海」(平成24年3月廃止)。
乗車日は、平成20年8月31日。
大阪から青森まで、B寝台下段を利用しました。
いざ、列車に乗り込んで、窓から大阪駅を離れていく様子を見ようと思っていたら、、、
向かい側が、女性二人組でした。。
他の寝台がガラ空きで、その区画だけが女性二人に、男性一人。。。
知り合いの女性ならまだしも、見知らぬ女性。。
しかも、その女性たちも、なにやらコソコソ言ってたりするので、たいへん居心地の悪い状況です。
私も、こんな状況で青森まで15時間も過ごすのは、耐えられないと思い検札に来た車掌に言って、寝台を変えてもらいました。
で、一番端の向かい側が壁の17番の下段に変えてもらいました。
気を取り直して、ブルートレインの乗り心地を味わいました。
久々に乗った、ブルートレイン。
こんなに揺れたっけ? というのが感想です。
昔の記憶で、発進時の衝撃は覚えていますが、走行中も時々、衝撃がありました。
まあ、これが機関車の牽引する客車列車の味といえるのでしょうが。。。
車端の寝台に移動したので、連結部分の幌の枠が車体に当たって、常にカチャカチャという音が耳に入ってきました。
幌もかなり痛んでいて、下の方は破れていました。
この「日本海」乗車から、現在ではほぼ全廃となった寝台列車の旅が始まったのでした。