583系寝台電車は、通称「月光形」と呼ばれている寝台電車です。
その昔、大阪から鹿児島へ行くのによく利用していました。
小・中学校時代は、毎年、夏休みに「きりしま」や「明星」に乗って、親の故郷である鹿児島県へ行っておりました。
583系は、3段式のB寝台です。
何度も乗ったので、上段、中段、下段のすべての寝台を制覇しました。
しかし、唯一、パンタグラフ下の中段、通称パン下中段だけは、利用したことがありませんでした。
むかし、子どもの頃、パンタグラフの下の寝台は、小窓がひとつしかないし、いったいどうなっているのだろうと思っていました。
小窓がふたつ。
小窓がひとつ。
一度、パンタ下の下段に乗る機会があり、そのときパンタ下中段の寝台を見て、高さが下段よりも、かなり余裕があるので、びっくりしました。
そのパンタ下中段寝台に乗る目的で、急行「きたぐに」に乗車しました。
乗車日の9日前に、大阪駅みどりの窓口で、パンタ下の中段(8号車1・2・11・12・13・14番)をリクエストしました。
パン下中段6つのうち1つだけ埋まっているだけで、余裕でパン下中段の寝台券をゲットできました。
乗車日は、2009年4月、乗車区間は、大阪→長岡。
久しぶりに乗車した583系、そして、初めて利用するパン下中段。
高さは、かなり余裕がありました。
座っても、頭が天井につかえることがありません。
ただ、窓は小窓だけなので、車窓を眺めるのには、ちょっとしんどくて、腰が痛くなりました。。。
結構揺れましたが、まずまず快適に過ごすことができました。
この日、私が乗った8号車は乗客が4、5人くらいでガラガラでした。
私以外に、パンタ下中段を取っていたのは、2、3人でした。
長岡駅にて。